イナズマ400 キャブレターからのガソリン漏れ補修のまとめ。

イナズマ400の写真

どうも、でかじよーです。


私の愛車イナズマ400のキャブレターからのガソリン漏れを直した時の、まとめ記事です。


私のようにキャブレターからガソリンが漏れたって方の参考になれば幸いです。



1.キャブレターの取り外しとフロートチャンバーのパッキン交換


ツーリングには最高な時期である4月の中旬。
その日は小春日和と呼べるくらい気持ちのいい朝で、今日はどこまで行こうかとワクワクしながらエンジンをかけて暖気をしていた時に、それは発生しました…。


最初はマフラーの中に溜まった水でも出てきているのかなぁ…!?ぐらいに思っていたのですが、ゆっくりと…だが確実に地面を黒く染めあげていくのを見ていて、これは水じゃないな!っていうことに気付きました。


エンジンをかけたままその原因を追いかけていくと、ポタッ…ポタッぐらいのゆっくりとした間隔でキャブレター…それも4気筒のうち真ん中2気筒からにじむように漏れているのがわかりました。


そして、ここからが長いキャブレターとの闘いの始まりでした…。


関連記事:イナズマ400 キャブレターからガソリン漏れメンテナンス。(キャブレター分解編)


・キャブレター取り外し



まずフューエルタンクを外します。



こうやってフューエルタンクだけにすると、アニメのばくおん!!のバイ太がタンクだけで喋っているシーンを思い出しますね~。


フューエルタンクは、フューエルコックのホースとフューエルタンクのレベルゲージセンサのコネクタとエア抜きのホースを外し、タンク後方のボルトを2本外せば取り外し出来ます。


タンクが外れたらエアクリーナー側とエンジン側のインシュレーター(キャブレターと接続されている黒いゴム状の筒)のバンドをゆるめて、キャブレターを引っ張りだします。



キャブレターがエンジンとエアクリーナータンクの間から外に出てきたら、スロットルワイヤー(戻りを入れて2本)をキャブレターから外せば、キャブレター一式が取り外せます。


この時、エンジン側にはゴミが入るとめっちゃまずいんでウエスとかで塞いどくのを忘れずにしましょう。


・フロートチャンバーパッキン交換



キャブレターからのガソリン漏れの原因は、


1、パッキンの劣化
2、フロートの劣化
3、ゴミの詰まり


などが考えられるのですが、納車の時にキャブレターバラシて点検・清掃してもらっているので、3のゴミの詰まりによるものは考えずらいと思っていました。


ただこの時にパッキンなどの消耗品は悪くなければ交換しませんっということを言っていたので、パッキンまたはフロート(バルブ含む)の劣化が原因だろうと踏んで作業をしています。


っというワケで、劣化しそうな部品のオンパレードであるフロートチャンバーを開けてみると、一度点検しただけあって汚れはほとんどありません。



でもフロートチャンバーのガソリン受けの方から見てみると、パッキンが伸び伸びやん!しかもガソリンが漏れていた真ん中2気筒分。


ガソリン漏れしていなかった両脇の2気筒分のパッキンは大丈夫そうです…。


こんだけ伸びているなら替えてくれよ…と思いながら、このパッキンを交換すれば直るだろうと早合点…。


注文したパッキンと交換するもガソリン漏れは直らずに、またキャブレターを分解することになりました…。


関連記事:イナズマ400 キャブレターからガソリン漏れメンテナンスその2。(パッキン交換編)




2.フロートバルブの交換


続いてはフロートバルブ交換編です。


フロートチャンバーのパッキンを交換した後もガソリン漏れが直らなかったので2度目のキャブレター取り外し作業を行い、再度キャブレター点検したところフロートバルブの先端のパッキンが段付き状に摩耗しているのを確認しました。


フロートバルブは、フューエルタンクからキャブレターへと流れてくるガソリンを、フロートチャンバー内で規定値になったら止める役割をするものです。
このフロートバルブの先端のパッキンがヘタってくると、流れてくるガソリンをせき止められずにオーバーフローする現象が起きます。


このフロートバルブの状態を見て早速注文。
じつはこれも早合点だったのです…。これだと思ったらそう思い込んでしまうのは私の悪い癖のようですね…。


一応、フロートバルブの交換方法も書いておきます。


フロートチャンバーを開けたところの写真。


見えている白いもの、フロートを外します。


フロートは細いピンで固定しているだけなので、針金や細めの釘で軽く押してやればピンが抜けてきます。


ここでの注意点は、ピンは一方通行でしか抜けないということです。
キャブレターを写真の向きにした場合、右から左の方向にピンを抜きます。ピンを差し込むときは逆の手順です。


ピンを抜くとフロートと一緒に、フロートバルブが外れてきます。


上から見た写真。
フロートの真ん中の金具にフロートバルブが引っ掛かるようについています。


これを新品のフロートバルブと交換して取り外しと逆の手順で組むだけです。






3.燃料ホースの交換


フロートチャンバーのパッキン交換、フロートバルブの交換とあわせて三度目のキャブレターばらしです。


ガソリン漏れが発生してからここまでで、約一週間経ってしまっています。


ここまで来ると残る原因は、フューエルタンクと燃料ホースか各フロートチャンバーにガソリンを送るバイパス部分のパッキンぐらいしかありません。


バイパスラインもパッキンは、キャブレターを一気筒ずつにバラさないと交換出来ないこともあって、まずは簡単に出来る燃料ホースから交換することにしました。


写真のように年数による劣化もあったので、このホースを新品に交換します。


燃料ホース交換後。
結論から先にいうと、ガソリン漏れは直りませんでした…orz


残ったのは一番やりたくなかったバイパスラインのパッキンの交換でした…。





4.燃料バイパスラインのパッキン交換


これでようやく、イナズマ400キャブレターからのガソリン漏れ補修完結です。
(やっとかよ(゚Д゚)ノ)


燃料バイパス部分っていうのはこの部分です。
黒いものがキャブレター同士につながっていますよね。
この黒い筒の部分が燃料のバイパスラインになります。


フューエルタンクから降りてきたガソリンをそれぞれのフロートチャンバーに送る役割をしています。


この燃料バイパスラインのパッキンを交換するには、キャブレターを一気筒ずつバラバラにする必要があり、キャブレターを一気筒ずつバラすと場合により同調を取らないといけなくなることがイヤで後回しにしていましたが、やっぱりイヤだと思っていることが最後に回ってくるみたいですね…。


まずは、キャブレターの連結順番がわかるように印をしておきます。


印をしたら連結している金具を外していきます。


最後の難敵となるのは多分、ここの部分でしょう。


フロートチャンバーの近くを固定しているものなんですが、このビスがめっちゃ固いんです!


私は写真のように柄が長くて、力を入れやすいちょっと大き目なドライバーで回しました。


こちらがキャブレターを一気筒ずつ分解した写真です。


外したバイパスラインを見てみると、パッキンが完全に硬化していて役目を果たせていない感じです。


外した時点でパッキンが割れちゃってるしね…。


では、新品パッキンを取り付けしていきます。


ここでの注意するポイント。


パッキンが新品の時にキャブレターに組み込むときにシリコンスプレーを使用するということです。


バイクに乗られている方なら一本は必ずお持ちの一品ですね。


このシリコンスプレーを塗らずに燃料バイパスをキャブレターに組み込もうとすると、パッキンが摩擦により切れてしまいます。


事実、私は4個の内3個を一瞬にして使い物にならないものにしてしまいました。


でもシリコンスプレーをパッキンに薄く塗ってやるだけですんなりとバイパスラインが入るようになります。多少ガソリンに混じっても問題無いので安心してシリコンスプレーを使いましょう!


燃料バイパスラインを組みこんだら、外した手順と逆の手順で復旧します。



元通りに復旧したら、最後に4気筒の空気吸い込み口が同じように開くが確認します。


ストットルワイヤーがつながる部分を手で動かして、4気筒同じように開けば問題ありません。同じように動かなければ、どこかの部品の付け忘れ等が考えられますので、必ずこの確認を行いましょう。

また同じように組んでいるのでズレるはずはないのですが、キャブレターを一気筒ずつバラすと、空燃比が狂うことがあります。
なので、心配であればバイク屋さんで負圧計を使ってきちんと同調を取ったほうがいいでしょう。





キャブレターを一気筒ずつバラしたので、同調が取れているか心配していたのですが、エンジンの周り方からしても、プラグの焼け具合からしても問題はないようです。


以上はキャブレターからのガソリン漏れ補修のまとめ記事でした。


ではでは、また。



次の記事

初心者ライダーの嫁ちゃんとのツーリング。その2

関連記事
ばくおん!!の聖地巡礼ツーリングをしてきました。その4(5巻36話めいぶつ!!埼玉県秩父市・大滝食堂)

1 件のコメント :

  1. 突然のコメントにて失礼します。
    イナズマの記事を見つけてついつい嬉しくてコメントさせて頂きました。
    なかなかイナズマの記事がない中、キャブ交換など大変為になる内容でとても勉強になります。
    今後も楽しい更新を楽しみにしております。
    以上、失礼致しました。

    返信削除