GSX-R600(K5)のアクラポビッチカーボンサイレンサーの排気漏れ補修をしてみたよ。

アクラポビッチ カーボン 補修 GSX-R600

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強風で倒れてサイレンサーが大破(泣)


とある風の強い日に仕事から帰ってくると…


R600が派手にぶっ倒れていました(^v^)

イタズラ!?って思うぐらい衝撃的だった

千葉県で最大風速29mって言ってましたが、200Kgの重さがあるものを数十センチ引きずって倒してしまうなんて、自然の力ってなんて恐ろしいのでしょう…。

シートカバーが無ければ倒れなかったと思う

この後にツイッターを見て知ったのですが、風が強い日にシートカバーをしていると風の通り道がなくなって倒れやすくなってしまうみたいですね。

引きずられた跡がはっきりと

はじめての屋外保管だったので完全に油断していました…。

地面とこんにちは

倒れているのを見つけてすぐに車体を起こしダメージ状況を確認したら、カウルとバーエンドに少し傷があるぐらいで済みました(∩´∀`)∩


ただし…

バンドに沿って割れてる

衝撃のほとんどを吸収してくれたと思われる、買ったばっかりのアクラポビッチのカーボンサイレンサーが大破していましたwww

排気漏れしまくり

付いている状態の写真を忘れてしまいましたが、この状態でエンジンをかけると割れた部分からものすごく排気漏れをしていました!




割れたカーボンを補修するよ。

パッと見はわかんないんだけどねぇ…

最初は新しいものものを購入しようと思っていたのですが、この年代のマフラーはなかなか出てこないし、このアクラポビッチの音がかなり気に入っているので補修をしてみようと思います。


結果から書いちゃいますが、排気漏れは直りましたが見た目はものすごく悪いので、完璧を求めるならこの先の文章はスルーして下さい。(タイトルの写真をみた時点でバレてるか笑)


サイレンサーを補修するのに準備したのは、カーボンクロス(1m×25cm)と樹脂がセットになったもの、それと#400・#800の耐水ペーパーマスキングテープです。

これがキットの中身

カーボンクロスは平織りと綾織りという種類があるのですが、アクラポビッチのカーボンは特殊らしくどちらも合わなかったので、とりあえず平織りを選びました。

補修開始!

樹脂を乾燥させるため時間がかかってしまうのと、耐水ペーパーでひたすら磨くのが大変ですが、作業自体はとっても簡単です。

足付け後の写真

まず、カーボンクロスを貼る面に樹脂がくっつきやすいように#800の耐水ペーパーで足付けをします。

カーボンクロス
3枚重ねる
線が曲がっているのは性格が曲がっているから( ´艸`)

足付けしたら貼りたい大きさにカーボンクロスを切っていきます。


カーボンクロスはすごくほつれやすいので、マスキングテープを貼ってからハサミで切断しています。

ハサミで切った

切り出したのは3枚。


強度を出すには数枚貼らないといけないと書かれていたのでふんぱつしました。(完成後に気付きましたが3枚だと少し弱かったので、もうちょっとふんぱつしてもいいかも笑)

必殺:アルミテープ

カーボンクロスを切り出したら、樹脂を塗る前に割れた部分にアルミテープを厚めに貼っておきました。


割れた部分から中まで樹脂が入ってしまうのを防ぐのと、カーボンクロスの耐熱温度が60℃までとなっているので防熱の意味を含めて貼りました。

樹脂
硬化剤
ぬりぬり

ここまで準備が出来たらサイレンサーをパーツクリーナーかシリコンオフで清掃し、樹脂と硬化剤を混ぜたものを塗りながらカーボンクロスを重ねていきます。


ちなみにこのサイズのカーボンクロスを3枚貼るのにつかった樹脂と硬化剤は分量は、樹脂35g・硬化剤10滴でした。


作業をしたのは室温20℃ぐらいでしたが、途中で樹脂が半ネリ状態になるぐらいまで固まってきてしまったので、気温によっては硬化剤の量を調整したほうがいいかもしれません。

貼り付け完了
玄関で一日放置プレイ

カーボンクロスにたっぷりと樹脂を塗ったくったら、固まるまで放置しておきます。


硬化時間は真冬の玄関で12時間ぐらいでした。

ひどい見た目や…
艶もない…

完全に固まったら表面がすごく凸凹になっているので、#400の耐水ペーパーで段差がなくなるまで削っていきます。

ペーパーのせいで白くなってしまうけど…

もともとのカーボン面と新しく貼ったカーボンクロスの面の段差がなくなったら、この上にまた樹脂と硬化剤を混ぜたものを塗っていきます。

樹脂を塗ると艶が復活してくるよ

樹脂は耐水ペーパーで削ってしまった部分のすべてに塗っておきます。

またもや放置プレイ
やっぱりカーボン柄が違うね

塗った樹脂が乾くまで放置したら、カーボンサイレンサーの補修は完了です(∩´∀`)∩


本来のカーボン補修だったら#1000と#2000の耐水ペーパーで仕上げ磨きをした後にクリア塗装をするのですが、アクラポビッチのカーボンと新しく貼った柄があまりにも違いすぎて目立ってしまったので、メンドくさくなってここでやめていますw




まとめ。

補修してあるのが丸わかり(^O^)/

補修後にサイレンサーを付けて試走してきました。

でも音は最高♡
排気漏れなし!

カーボンの柄が違うし補修が下手なせいで補修したよ感は満載ですが、水温が80℃ぐらいになるまでぶん回しても排気漏れはしませんでした!


サーキット用に買ったバイクなので見た目は気にしません( ̄▽ ̄)


ではでは、また。


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