ゼファー1100RSのスイングアームのベアリングを交換したよ。




スポンサーリンク


見えない部分が気になる年頃♡


うちのゼファーは2002年式なので製造から約20年が経過しました。


今はなにも問題がなく走ってくれていますが距離が53,000Kmを超えて、各部のベアリング類がどんな状態か気になってきたので交換をしていきます。


まずは、車重があるバイクが摩耗しやすいらしいスイングアームピボットベアリングからです!

パーツカタログから抜粋

今回交換する部品は、


・オイルシール(部品番号:920491314)
・スナップリング(部品番号:920331041)
・ベアリング(部品番号:601A6004)
・ニードルベアリング(部品番号:920461111)×3個
・オイルシール(部品番号:920491352)

並べてみた

部品はいつもお世話になっている、kawasaki正規取扱店ピュアテックさんで注文しました。






スイングアーム取り外し。

直管
キャリパー:34Nm

まずはじめにサイレンサーとリアブレーキキャリパーを外します。

チェーンアジャスタクランプボルト:39Nm
エキセントリック
ゴールドチェーン

次に左右のチェーンアジャスタクランプボルトをゆるめ、エキセントリックを回してチェーンを外します。


チェーンカバーもこの時に外しておきます。

アクスルシャフト:110Nm
スポークホイールは重たい

チェーンが外れたら、チェーンアジャスタクランプボルトを仮締めした後にアクスルシャフトをゆるめてホイールを外します。

この奥にトルクリンクの固定ナットがある
トルクリンクナット:32Nm

ホイールを外したら右側のステップを一式取り外し、その奥にあるトルクリンクのナットをゆるめて、キャリパーサポートを外します。


トルクリンクにリアブレーキホースがつながっているので、キャリパーの重みがホースに直接かからないように養生しておきます。

ホースを固定しているステーも外すよ
タオルぐるぐる巻き
カバー
ピボットシャフト:93Nm
慣れれば簡単に外せるよ

最後にリアショックロア取り付けボルトを外してからピボットシャフトを抜いてやれば、スイングアームが取り外し出来ます。




ベアリング交換。

左側
オイルシールはカッチカチだった
スリーブのグリスが黒かった

スイングアームのオイルシールを外しスリーブを抜きます。(スリーブはスイングアームの左側にしか抜けない)

こっち側のグリスはキレイ

スリーブを抜いたらスイングアームを右側にして、こちらのオイルシールとスナップリングとボールベアリングを抜いていきます。


スナップリングの脱着用に専用のプライヤーが必要です。

ラチェットのコマで代用

ベアリングを外すためのプーラーはベアリングを外す以外に使い道がないクセに値段が高いので、ラチェットのコマを連結して代用しました。

右側
左側
古いベアリング

ベアリングが外れたら、残るニードルベアリング×3個も外します。

ニードルベアリング交換後
新品ボールベアリングはグリスが塗られてないから注意して
メーカー指定はモリブデングリス

古いベアリングが外れたらニードルベアリング→ボールベアリングの順で取り付けして、ベアリングやスレーブの内側にこれでもかってぐらいグリスを詰めてオイルシールを組み込んでいきます。


メーカー指定のモリブデングリスは荷重のかかる部分に適していますが、水と熱に弱くマメなグリスアップが必要なので、オールマイティに使えるリチウムグリスを使いました。

交換後

オイルシールを組んで左右のカラーを取り付けしたら、スイングアームピボットベアリングの交換は完了です(∩´∀`)∩




まとめ。

続くよ!

ベアリング交換後にスイングアームを取り付けしました。


走行テスト…といきたいところですが、せっかくここまでバラしたのでこのままカップリングベアリング&ハブベアリングの交換もしていきます。


続く!


スポンサーリンク


0 件のコメント :

コメントを投稿