SV650ABSのマット塗装にコンパウンドをかけたらツヤが出てしまった話。

SV650ABSの写真

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うちのSV650ABSはツヤ消し塗装!

すぶたん(*´ω`*)

うちのSV650ABSは、2018年のマットブラックメタリックNo.2というマットカラーです。


マットカラーとはいわゆるツヤ消しと呼ばれるもので、塗装する表面にわざと凹凸を付けて手で触るとザラっとしているのが特徴です。

近くで見ると鈍く光ってる

SV650ABSを買うときに嫁ちゃんが好きな黒系の色ということで、フレームが黒でタンクがマットブラックのこのカラーを選びました。


この時マットカラーの手入れの方法や、やってはいけないことなどなにも知らずに購入してしまったので、まさかこんなことになるとは思ってもいませんでした…。



ステッカーを剥がそうと思ったのがことの始まり。

これを剥がしたい…

これも微妙…

ここもショボい…

そもそもの始まりは、SV650ABSのタンクとテールカウルに貼ってある安っぽく見えてダサいこれらのステッカーを剥がそうと思ったからです。


2016年式のSV650ABSはステッカーではなく、Sのエンブレムがタンクに貼られているので、こっちのほうがいいなぁと思ったのもきっかけ。

ステッカーを剥がした跡の写真は撮り忘れた…

で洗車をした後に思い切って「えいやー」とステッカーを全部剥がしたら、ステッカーの跡がおもいっきり残っていました。



古い人間なのでこーゆー時はコンパウンドで磨けばオッケやでーっと、そのステッカーの跡に向かっておもいっきりこすりつけてやりました…。(今思えばアホや)

ステッカーがあった部分に少しツヤが出ているのがわかる…

最初はタンクのステッカー部分から始めたのですがステッカーの跡が少しだったためそんなに磨かなくても取れたこと、それとガレージの中で作業をしていてため光り方が悪かったのか磨いた時にツヤが出てきたことにまったく気付きませんでした…。

左側テールカウル

じつはこの時にツヤが出てしまったことに気付いていれば、まだ被害が少なくエンブレムを張ったりしてごまかすことも出来たのですが…


テールカウルのステッカー跡の片っぽを剥がし終わるころには…

わーい(/・ω・)/ ツヤツヤだ~泣

すでに手遅れでした…(/ω\)マジカ



はい!


ここまで読んでもらえばわかる通り、マットカラーにはコンパウンドをかけてはいけません!!


塗装の表面にわざと凹凸を付けるように塗ってあるので、研磨材がはいっているものでこするとその凹凸がなくなりツヤが出てしまいます。

説明書より抜粋

このことはSV650ABSの説明書にも書いてあります。(←じゃあよく読めよ!)

小さいスズキのステッカー部分もすでに施工済み(笑)

くそーーーっ!


SV650ABSじゃなくて嫁ちゃんの肌にツヤが出ればいいのにーーっ!!


嫁ちゃん
なによそれ!失礼しちゃう( `ー´)ノ



直す方法は全塗装!?


やっちまったもんはしょうがないので、イナズマのタンクをべっこし凹ました時に直してもらった板金屋さんに補修方法について聞いてみました。


「マットカラーですか…全塗装しかないですね!」


マジですか…(´;ω;`)


それ以外の方法はないのでしょうか?


「あとは逆に全部磨いてツヤを出す方法もありますが、塗装の状況によっては下地が出ちゃう可能性があります。ちなみにうちで塗ったものではないので磨きは出来ません。


ありがとうございました!


このことから方法は2つしかないようです。


①全塗装(価格はソリッドで5万円だそうです)
②コンパウンドであえて磨く


う~んっ。マット塗装って大変だな…。


気合いの手磨きをしてみた!


方法が2つしかないなら出来ることからやってみよう!ということで、作戦②を実行します('◇')ゞ


最悪失敗しても①全塗装という最終兵器があるので、思い切ってやっちゃうよ!

まだ2,000Kmしか走っていないのに…

まずはタンクから。

B型なんで結構テキトーな養生

フューエルキャップやサイドカバーなど外せるものは外して、磨きたくないものは養生します。

さらばつや消しカラー

うちにはポリッシャーという文明の機器がないので、後は気合いを入れて手で磨いていきます。

腕が痛い…

もうやりたくない…

途中の写真はまったくありませんが1日頑張ってなんとかタンクが完了。

腕がホンマに限界…

写真の撮り方下手か!

テールカウルの方は半日程度で完了!

ツヤがあるほうがいい!

最後にワックスを塗って終了です。


まとめ。

ツヤたん(∩´∀`)∩

普通のツヤがあるガンメタ塗装って感じの仕上がりになりました。それに手磨きなので心配していた下地が出ることもありませんでした。


まだちょっと鏡面とはいかず、少しゆず肌な状態ですがマットカラーで一部ツヤがあった色ムラ状態よりマシになった気がします。この辺りはおいおい仕上げいこうと思ってます。


マットカラーに乗っている方、塗装面の手入れにはコンパウンドを使っちゃダメですよ~!


ではでは、また。


今回使ったコンパウンド



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2 件のコメント :

  1. こんにちは。マット塗装を研磨したら一般的なクリアカラーここまで近付くとは驚きです。一つお聞きしたいのですが、クリアカラーの塗装と同様に線傷等をコンパウンドで消せるようになりましたか?

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  2. こんばんは。

    磨いた後は普通の艶あり塗装のものと同じように、ある程度の傷はコンパウンドで処理できるようになりました。

    やってしまったのはしょうがないので、傷が消せるようになったのとワックスをかけられるようになったことがメリットだと思うようにしています(笑)

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