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インカムを買ったワケ!
まずはじめに、インカムが必要になった理由を書きたいと思います。
その理由は…嫁ちゃんが中型二輪免許を取得して、GSX250Rを新車で買ったからです(∩´∀`)∩
なになに…?
毎日一緒にいるんだから、バイクに乗っているときまで会話しなくてもいいんじゃないって?
ノンノン┐(´д`)┌
嫁ちゃんLOVEな私は、いつでもどんなときでも喋っていたいんです(*´ω`*)
と前フリが長くなりましたが、実際のところは初心者ライダーで運動神経がものすごく鈍い嫁ちゃんが、なんかやらかすんじゃないかと心配だってのがインカムを導入した理由です。
インカムがあれば運転で危ないなと思った時でもリアルタイムにアドバイスが可能だし、疲れて休憩したい時とかもすぐわかります。
なにより会話をしながら走ったほうが断然楽しいもんね!
インカムの購入!
っというワケで、夫婦用のインカムを買おうといろいろみてみたのですが…
ビーコムみたいな有名どころは、めちゃめちゃ高い!
これらのインカムは性能がすごくいいんでしょうが、おいそれとは手が出ません…。
そもそも、うちらがインカムに求めている機能は…
・夫婦でのツーリング時に会話が出来ること。
・ナビアプリの音声が拾えること。
・通話時間がそこそこあること。
・通話距離がそこそこあること。
だけなんです!
この4つの条件を基準にして探してみて見つけたのが…
T9Sという中国製のインカムです。
・Bluetooth3.0対応
・通信距離 1,200m
・充電時間 3時間
・通話時間 15時間
・他社製のインカムと接続可能
・防水性能 IPX6(生活防水)
すぐにペアとして使える2台セットで10,500円と格安なのに、なかなかのハイスペックを備えています。
ただこのインカムは、「インカム T9S」で調べてみても製品情報は出てくるけれど、会社名やHPなどがわかるものが一切出てきません。
それに「T9S」で調べてみると、「Suaoki」とかいうロゴが書かれたもの以外にも…
まったく同じ形で、「VIT」って書いてあるものも出てきました。
推測ですが、どっちかがどっちか(または他の国のもの)をパクったんだではないかと思います。
今回は仮にダメだったとしても泣ける価格帯だということもあって、試しにSuaokiのものを買ってみました。
インカム取り付け!
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中国感がある |
送られて来たのはこんな感じの箱。
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T9S-2を買ったよ |
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梱包はしっかりしてあった |
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これですべて |
箱の中身を取り出してみたところの写真です。
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仮で組んでみた |
インカム本体にスピーカーが2つ、それとマイクの組み合わせで1人分です。
マイクはジェットヘルメットに使うブームとよばれるタイプのものと、フルフェイス用で使うワイヤータイプの2種類から選ぶことが出来ます。
取り付けはけっこう簡単です。
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嫁ちゃんとお揃い |
自分達はSHOEIのZ-7のヘルメットを使っているので、このヘルメットでの取り付け方法について紹介したいと思います。
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左側に付けるよ |
まず最初はインカム本体を固定します。
インカムの固定は、ヘルメットに直接両面テープで固定する方法とクリップタイプの台座を使って固定する方法の2種類あります。
自分は両面テープで貼り付けしたした後に残る跡が好きではないので、クリップタイプでの固定方法にしています。
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クリップの位置決め |
Z-7だとちょうどこのあたりにクリップをはめると、奥まできちんと入ります。
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インカムをセットした |
インカム本体は、台座の溝にあわせて下に押し込むとカチッと固定されます。
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イヤーパッドは外す |
続いてスピーカーを取り付けしていきます。
Z-7のヘルメットには、ちょうど耳の当たる部分にくぼみがありインカムのスピーカーが付けられるようになっています。
買った状態のままだと写真のようにイヤーパッドみたいなのが付いているのでコレを取り外します。
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くぼんでる |
イヤーパッドを外すと、こんなかんじで丸いくぼみが出てくると思います。
ここにイヤホンを取り付けします。
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無理やり |
Z-7のくぼみが丸形なのに対してT9Sのスピーカーが楕円になっていることもあって、ぴったりとはハマりませんが両面テープできちんとくっつきそうな場所を選んで貼り付けしていきます。
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ワイヤータイプ |
マイクはワイヤータイプのものを取り付けします。
最初はヘルメットの口元の真ん中に付けましたが、喋るたびにマイクと唇が接触するので、ギリギリまで左に寄せました。
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完成! |
スピーカーとマイクを固定した後に、余分なケーブルをヘルメットの内装の中にうまく隠したら、インカムの取り付けは完了です(∩´∀`)∩
インカムのペアリング!
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ここからは設定について |
送られてきたままだと2台のインカムがペアリングされていない状態になっているので、使う前にペアリング設定を実施します。
ちなみにペアリング設定は一度実施すれば次からは不要になります。
ここからペアリングの方法について紹介していきます。
最初にインカムの電源を2台とも入れます。
電源を入れたら、「インカムボタン(インカムのヘルメットの絵が描いてあるボタン)」を2秒以上長押しをします。
長押しするとインカムの青と赤の表示が早い間隔で点滅すると思います。
この状態の時にどちらかのインカムの「インカムボタン」を再び押すと、青の表示がゆっくりと点滅するようになります。
これでペアリングは完了です。
ペアリング終わったら、もう一度どちらかの「インカムボタン」を押すと、ピピって音とともに青と赤の表示がゆっくりと同時に点滅し会話が出来るようになります。
テスト走行してきた!
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夫婦ツーリングも悪くない! |
インカム取り付けした後に嫁ちゃんと2台でツーリングをしてきました。
まずは音質と通信距離について。
一番気になっていたスピーカーの音質は正直、値段が値段なんでそこまで期待していなかったのですが、驚くほどクリアでした!
これは実際にペアリングした時にスピーカーから聞こえてくる声を録音したものです。
ちょっと短いかもしれませんが、よくある安いスピーカーのように声が割れて聞こえたりやノイズっぽく聞こえません。
通信距離についても、峠とかで後ろを走る嫁ちゃんの姿が見えなくなっても普通に会話をすることが出来たので、タンデムや2台ツーリングでの使用に関していえば問題はありません。
通話時間は、ちょっと前に千葉から静岡までソロのロングツーリングをしたのですが、その時に14時間ぐらいずっとインカムとスマホを接続した状態にしていましたが、バッテリーは切れることはありませんでした。
カタログ値で15時間とありましたが、それ以上使えるのではないかと思います。
それといつも使っているナビアプリを立ち上げてインカムにつないでみたところ、2台で会話した時と同じくらいクリアな音で道案内をしてくれました。
音楽についてもスマホアプリを使って再生し、Bluetoothで同じようにつないでみましたがクリアな音声で聞こえてきたました。
ただ2台のインカムでペアリング通話モードとこれらナビや音楽を同時に行うことは出来ませんでした。
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嫁ちゃんのヘルメットに付けた方だけ固い |
こーゆー部分は格安チャイナ製なので当たり外れがあるかもしれませんね。
でも自分が感じた悪いところは、唯一ここだけでした。
まとめ
以上が、中国製インカム・T9Sを試してみた話でした。
値段が安いので最悪外れてもいいや!ぐらいの気持ちで購入しましたが、正直言うとタンデムツーリングや2台で走る時のツーリングに使用のであれば、コスパ最強のインカムではではないかと思っています。
もし価格面で悩んでいるのであれば、このインカムはオススメですよ!
ではでは、また。
2020年2月28日追記。
2台のうち1台(自分が付けている方)に、電源を入れてから5~6時間ぐらいすると「バッテリーロー」というガイダンスが入るようになりました。
これをそのまま放置しておくと、ガイダンスから1時間ぐらいで電源が切れました。
最初は14時間ぐらい持っていたので、約2年でバッテリーが弱くなってきているみたいです。
日帰りツーリングぐらいなら問題なく使えていますが、遠出をする時はモバイルバッテリーを持って対応しています。
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