どうも、でかじよーです。
千葉県のパワースポットめぐり第6弾は、長生郡にある笠森観音へと行ってきました。
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笠森観音について
笠森観音は、正式名称を「天台宗・別格大本山笠森寺」といいます。
その名前の通り、宗派は天台宗です。
延暦3年(784年)に伝教大師・最澄上人が開基(寺院を作ることね!)し、観音堂は長元元年(1028年)に建立されました。
日本唯一の「四方懸造(しほうかけづくり)」(堂の四方全てが独立している構造のこと!)として、明治41年(1908年)に国宝に、そして昭和25年(1950年)には国指定重要文化財になっています。
笠森観音は、「坂東三十三観音札所」の第三十一番札所として、古くから巡礼の霊場となっています。
TEL:0475-46-0536
笠森観音HP:http://kasamori-ji.or.jp/
日本唯一の「四方懸造(しほうかけづくり)」(堂の四方全てが独立している構造のこと!)として、明治41年(1908年)に国宝に、そして昭和25年(1950年)には国指定重要文化財になっています。
笠森観音は、「坂東三十三観音札所」の第三十一番札所として、古くから巡礼の霊場となっています。
アクセス
住所:千葉県長生郡長南町笠森302TEL:0475-46-0536
笠森観音HP:http://kasamori-ji.or.jp/
坂東三十三観音札所とは
観音様は三十三の姿に身を替えて導いてくれると説いています。
この三十三という数字にあやかって始まったのが三十三観音巡礼です。
最初に成立したのが西国三十三観音(今の関西あたり)と言われています。
この西国三十三観音を倣って成立したのが坂東三十三観音になります。
昔の難所とよばれた箱根の坂や足柄山(両方とも神奈川県)の一帯のことを坂東と呼び、その名残が今でも残っているようです。
坂東三十三観音は、関東全域に点在するため、全工程は約1300Km。
めぐる順序は自由のようなので、日帰りで少しずつ巡るのも良さそうですね!
願を起こし巡礼を思い立ち、最初のお寺を参拝することを発願(ほつがん)と呼び、全ての札所を巡り、最後のお寺を参拝した時を結願(けちがん)と呼ぶのですが、結願する頃には願いが叶うと言われています。
いざ、笠森観音へ
笠森観音は、坂東三十三観音めぐりをされている方が多いのか、休日はけっこう混んでいます。駐車場もあまり広くないので、駐車待ちをしている時もあるので、ゆとりを持って行きましょう。私も若干ですが駐車待ちしました。
笠森観音への入り口は、駐車場からすぐ近くになります。
観音堂へは、長い階段を上がって行きます。
神社仏閣は山の上にあるので、こんな感じの長い坂や階段は避けて通れません。
階段を上がりきると、最初に「三本杉」がお出迎え。
根の方から三本に分かれています。
その次は「子授楠」です。
この木の幹にはこんな感じの穴が開いていて、この穴をくぐり抜けると子宝に恵まれると言われています。
くぐってみると、その先には…
「子授観音」が鎮座しています。
子授観音の後は、「二天門」を通ります。
ここに坂東三十三観音の第三十一番札所を示す石碑がありました。
二天門を抜けると左側には、「くろねこCAFE」。
黒猫をモチーフにした雑貨が売っています。
猫好きにはたまらん店かも…。
ここでは、軽食とコーヒーがいただけるようでした。
そしてカフェを過ぎると、ようやく観音堂に到着です。
観音堂への参拝は、とても人気のようで入場するのに少し並びました。
観音堂へは土足厳禁となっているので、入口でスリッパへと履き替えます。
観音堂までは傾斜のすごい階段を上ります。
さすが、国宝のお寺ですね…。
階段を上り終わると、観音堂への拝観料を払います。
(大人200円、小中学生100円)
堂の周りの写真。
堂が一周出来る構造になっています。
また堂の大半が木造で出来ていて、歴史を感じます。
残念ながら堂内は撮影禁止だったため写真は取れませんでした。
堂内には金色に輝く「御前立観音菩薩像」があり、錫杖を持つ右手に手綱が結ばれていて、手綱には祈願が込められた白布がいくつも結ばれていました。
観音堂内では、いつも通り願いではなく感謝をしました。
ちなみに雨が降ると観音堂の階段が滑りやすく危険なため、雨風のある時は閉堂となるので、参拝するなら晴れの日にしましょう。
参拝が終わり、観音堂の上部から撮影した写真です。
観音堂はかなり高いところにあるので、景色もとてもよく千葉の自然が一望出来ました。
最後は「鐘楼」に向かい…
はじめての鐘つきを体験し、笠森観音の参拝は完了です。
まとめ
以上が千葉県のパワースポットめぐり第6弾、坂東三十一番札所・笠森観音でした。
この笠森観音に来るまで坂東三十三観音のことはまったく知りませんでした。
おもしろいなって思ったのは、坂東三十三観音は四国のお遍路参りとはすこし趣は異なり、各寺院の宗派が全然バラバラなことですね。
ゆくゆくは四国のお遍路参りの旅に行こうと思っていたのですが、自分が住んでいる場所から比較的近い場所にあるので、まずこの坂東三十三観音から行ってみようと考えています。
巡礼では御朱印を集めるのが普通なんですが、私は各観音を参拝したことをこのブログで記事にすることを御朱印代わりとしたいと思います。
そして、この記事が発願となります。
これから残り三十二観音を巡り、ブログを書き続けていきますので結願までお付き合い頂ければ幸いです。
ではでは、また。
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