プロソポコイルス属のギラファノコギリクワガタの亜種・生息地・名前の由来・ギネスについてまとめてみました。

ギラファノコギリクワガタの成虫写真

世界最長のクワガタ・ギラファノコギリクワガタについて


プロソポコイルス属とは?


プロソポコイルス属とは別名ノコギリクワガタ属とも呼ばれています。

プロソポコイルス属はクワガタムシ科の1属で、クワガタムシ科は約100の属がありますが、その中でも種類の多い属です。




日本では、

・ノコギリクワガタ
・ハチジョウノコギリクワガタ
・アマミノコギリクワガタ
・ヤエヤマノコギリクワガタ

の4種ほど生息しています。


ちなみに、トカラノコギリクワガタやトクノシマノコギリクワガタはアマミノコギリクワガタの亜種となります。


プロソポコイルス属は人気種でもあり、その中でも世界最大…というより世界最長のクワガタムシであるギラファノコギリクワガタの亜種・生息地・名前の由来・ギネスサイズについてまとめてみました。

ギラファノコギリクワガタの特徴


ギラファノコギリクワガタは、体長は120mmにもおよぶ世界最大のクワガタとして人気を集めています。
体長によりアゴの形状が変わる特徴をもっています。
これはプロソポコイルス属共通の特徴でもあります。


また産地によってもアゴの形状が異なります。
下に産地ごとのアゴの形状がどのように違うかわかるものを貼っておきます。


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分布域が広く多くの亜種に分かれているが、多くの亜種は標高500mから1000mの中山帯の熱帯雨林に生息しています。

飼育人気も高く飼育も温度管理に注意すれば比較的容易です。
温度が22℃~25℃程度が理想です。
28℃以上の高温には注意が必要です。




ギラファノコギリクワガタの亜種・生息地・名前の由来


ギラファノコギリクワガタは産地により9つの亜種に分かれていますが、生息地と名前の由来を亜種ごとに並べてみました。



ギラファノコギリクワガタ
(原名亜種)
Prosopocoilus giraffa giraffa (Olivier, 1789)


生息地:ネパール、ブータン、インド北東部、カンボジア、ミャンマー、タイ、ラオス、南ベトナム、マレー半島
名前の由来:ギラファはキリンという意味、体長の1/3程度が大アゴのギラファにぴったりなネーミングですね。



南インド亜種
(ギラファニルギリ亜種)
Prosopocoilus giraffa nirgiriensis Mizunuma et Nagai, 1991



生息地:南インド

ロワーナドゥガニ(lower nadugani)という標高700mから800mの山地帯に生息しています。クリプテロニアという超大木の高い枝先に集まるため、現地の人々は幹に大きな石をぶつけて、その振動で落下させて採集しています。ここは気温10度を下回ることもある降雨量の多い地域です。




ボロブドゥール亜種
Prosopocoilus giraffa borobudur Mizunuma et Nagai, 1991


生息地:ジャワ島、バリ島、スマトラ島
名前の由来:ジャワ島の世界遺産のヒンズー教寺院遺跡がボロブドゥールと呼ばれ、この地より由来しています。ジャワギラファやスマトラギラファとも呼ばれます。



ケイスケ亜種
Prosopocoilus giraffa keisukei Mizunuma et Nagai, 1991


生息地:フローレス島、ロンボック島、タナジヤンペア島
名前の由来:水沼 哲郎氏の次男の名前に由来しています。

ケイスケ亜種は光沢が弱いことと、体長がギラファノコギリ亜種の中で一番長くなります。



ティモール亜種
Prosopocoilus giraffa timorensis Mizunuma et Nagai, 1991


生息地:ティモール島、ウェター島
名前の由来:ティモール島より由来しています。



スラウェシ亜種
Prosopocoilus giraffa nishiyamai Mizunuma et Nagai, 1991


生息地:スラウェシ島
名前の由来:スラウェシ島より由来しています。



サンギール亜種
Prosopocoilus giraffa nishikawai Mizunuma et Nagai, 1991


生息地:サンギール諸島(タフナ島)


マキタ亜種
Prosopocoilus giraffa makitai Mizunuma et Nagai, 1991


生息地:フィリピン(ミンドロ島、ルソン島)
名前の由来:蒔田 増美氏の名前に由来しています。



ダイスケ亜種
Prosopocoilus giraffa daisukei Mizunuma et Nagai, 1991


生息地:フィリピン(ネグロス島、シブヤン島)
名前の由来:水沼 哲郎氏の長男の名前に由来しています。


ギラファノコギリのギネスサイズ


最後に飼育するにあたってとても気になるギネスサイズです。

むし社発行の「BE-KUWA RECORD JAPAN R」の中の、
外国産クワガタムシの飼育レコード2016年度版を参考ししています。

ギネスサイズとあわせて、ギネスに登録されて年も一緒に記載しています。


ギラファノコギリクワガタ(原名亜種)

ギネス:110.0mm
登録年:2007年


南インド亜種(ギラファニルギリ亜種)

ギネス:106.4mm
登録年:2012年


ボロブドゥール亜種

ギネス:100.5mm
登録年:2016年


ケイスケ亜種

ギネス:121.0mm
登録年:2013年


ティモール亜種

ギネス:99.9mm
登録年:2016年


サンギール亜種

ギネス:101.0mm
登録年:2007年
マキタ亜種

ギネス:110.1mm
登録年:2005年


ダイスケ亜種

ギネス:119.4mm
登録年:2009年


まとめ


ギラファノコギリクワガタのまとめいかがだったでしょうか。
様々な亜種を飼育してそのアゴの形状の違いを感じてみるのも楽しいと思います。

この記事が参考になれば、なによりの幸いです。

ではでは、また。


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