飛んでいるようにみえるカブトムシの標本を作ってみました。

カブトムシの標本の写真

どうも、でかじよーです。

今年の夏に羽化したカブトムシ♂が先日その短い一生を終えて☆となってしまいました。

今までありがと~!

カブトムシとクワガタの楽しみは採集・飼育・標本作りといいますが、幼虫の状態のものを採集し成虫まで飼育してきたこのカブトムシ。最後の楽しみの標本の作成を行います。

今まで標本は何体か作成してきましたが、飛んでいるように見える標本は作ったことがないのでこの機会に挑戦してみました。


■標本準備

資材の準備


最初に標本作成するために必要なこれらを準備します。
・虫ピン(一体につき50本程度は使用します)
・発泡スチロール(コルク板でも可)
ホームセンターで簡単に入手出来ます。

虫ピンはカブトムシの形を整えた後に動かないように固定するために使用します。
70本入りで152円でした。

発泡スチロール板は虫ピンを刺す基礎として使用します。
コルク板でも代用できますが高価で、虫ピンを刺すのにそれなりに力が必要です。
私はピンの刺し直しが多いので(ようは下手くそなので)発泡スチロールを使用しています。
どちらを使用するにしても、虫ピンを深く刺すためそれなりの厚みが必要です。
購入価格は、厚みが20mmで適当なサイズに切られていて50円でした。

成形準備


☆となってからしばらくたつとカブトムシの体は硬く固まってしまいます。
体が固まった状態で無理に成形しようとすると、簡単にあしなどが折れてしまうため体を柔らかくしてあげる必要があります。

本格的な標本作成している方は酢酸エチルを使用して体を柔らかくしますが、酢酸エチルは一応劇物で臭いもきつく購入もいろいろ手間なので、あまり使用はオススメしません。

時間は掛かりますが安全な方法として、カブトムシが入る程度の小さいトレーに水で湿らせたティッシュを数枚ほど敷きつめ、その上に半日から一日程度のせておくと柔らかくなります。



体が柔らかくなったらカブトムシの体を軽く掃除します。
細かいところにマットが入りこんでいたり、ダニがついていたりするので優しく拭きます。
あまり力を入れるとあし等が取れたりしますので、慎重に行いましょう。



■標本作成


飛ぶ!カブトムシの標本を作製するにあたり、こちらを参考にしました。
これは世界のカブトムシ図鑑より引用しました。

この写真を元に作成していきます。



まずは発泡スチロールにカブトムシをのせてだいたいの位置を決めます。
位置がきまったら左右のハネの真ん中の頭寄りに虫ピンを垂直に刺して体を固定します。
飛ぶ!カブトムシでない場合は右胸に垂直に刺しますが、今回はハネを広げるため真ん中に刺しました。


次に腹の後ろに虫ピンを刺して体が左右にズレないように固定します。
こちらも通常は前胸と中胸の隙間に刺して固定するのが一般的ですが、ハネを広げるのに干渉してしまうための苦肉の策でここに刺しました。



体の固定が終わったらどこから成形するかはひとそれぞれですが、私は頭角から成形していきます。
やっぱりカブトムシの一番の魅力はこのツノなので、ツノを最初にかっこよくしたいよね!


後は参考にした写真を元に頭や触角、あしの形を整えていきます。
ハネを広げるのはこれらの成形が終わってからとなります。

虫ピンを刺すのは、写真のようにピンセットを使用すると細かい調整しやすくていいですよ!


頭や触角、あしの成形が終わったら次はハネを広げていきますが一点注意として中あしや後ろあしの成形に使用した虫ピンは写真のように少し深めに刺していきましょう。
ピンが長いままだとハネを広げるときに干渉して開かなくなってしまいます。


ではメインとなるハネを広げていきます。
まずは前羽を開いていきます。

前羽の角度もどれが正解なのか調べてみましたが、標本によりよりまちまちでした。
作り手によって勝手に決めるているようです…多分。
飛んでいるカブトムシの写真でもハネの角度は違っているので正解はないのでしょう…。
私も自分がしっくりきた角度で固定しました。
前羽には虫ピンが刺せないためピンでこれ以上閉じないように支える感じで固定します。


前羽の固定が終わったら次は後ろ羽です。
これが難しかった…(汗)

後ろ羽はとても薄くて柔らかいため、虫ピンで固定しようとするとすぐ穴が開いてズレてしまいます。
写真のように後ろ羽の節?関節?(なんて呼ぶんだろう?)みたい黒い線の部分が比較的に硬いので、ちょうどその部分で支えられるようにピンを刺したら固定出来ました。


後ろ羽の固定が出来たら完成です。

発泡スチロールの大きさが変わっているのは、ハネを広げたら大きさが足りなくなったので追加しています。
飛ぶ!カブトムシを作成するときは大きめなものを使いましょう!

あとは湿気の少ないところで1ヵ月から3ヵ月程度乾燥させて、体を固めていきます。

■まとめ

いかかだったでしょう。
ハネをひろげて作るだけでいつもの標本作りがより楽しくなりました。

この飛ぶ!カブトムシが参考になれば幸いです。


2017年10月14日 標本ケースに移動しました。


1カ月ほど乾燥させて体が固まっているのを確認したので、標本ケースに移動していきます。
体が固まったかの確認は後ろ羽のピンをそっと外して状態を保持出来るかで判断しました。

移動させる前に、固定用に使用する体の真ん中にある虫ピン以外のピンを外していきます。
乾燥後はあしや符節が折れやすいので慎重に行います。


真ん中以外の虫ピンが外れたら、標本ケースに移動します。
標本ケースに固定し、乾燥材を入れたら完成です。

ではでは、また。


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